竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)

竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)は、漢方百草園薬局が推奨する医薬品のひとつです。

かぜや気管支炎などの発熱性疾患で、発汗が過多となり熱が下がった後も、その熱のために脱水状態になって、口が渇く、肌が乾燥する、時には気道の乾燥から激しいせきが出たりします。

そのような時に応用されるのが、竹葉石膏湯エキス細粒G「コタロー」です。

熱によって消耗した水分を補い、肌や粘膜を潤し、衰えた体力を回復させ、咳や気道の炎症を鎮める漢方薬です。

夏場の熱中症や、口渇を訴える各種疾患にも使われます。

竹葉石膏湯エキス細粒G「コタロー」の詳細情報

竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)
【商品名】竹葉石膏湯エキス細粒G「コタロー」

【効能・効果】

  • 体力虚弱で、かぜが治りきらず、たんが切れにくく、ときに熱感、強いせきこみ、口が渇くものの次の諸症:
    からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、口渇、軽い熱中症

【分類】第2類医薬品
【容量】90包(1包2.0g)
【販売価格】12,000円(税抜)
【用量・用法】

  • 次の量を食前または食間に服用してください。
    食間とは……食後2〜3時間を指します。
年 齢 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1包 または 2.0g 3回
15才未満7才以上 2/3包 または 1.3g
7才未満4才以上 1/2包 または 1.0g
4才未満2才以上 1/3包 または 0.7g
2才未満 1/4包 または 0.5g

(大入り剤に添付のサジは、すり切り一杯で約0.6gです)

  • 用法・用量に関連する注意
  1. 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
  2. 1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。

【製造販売元】小太郎漢方製薬株式会社

成分・分量

成人1日の服用量3包6.0g(1包2.0g)中、以下の生薬から抽出した水製エキス5.0gを含有しています。

チクヨウ 1.6g バクモンドウ 8.0g
カンゾウ 1.6g セッコウ 12.8g
ニンジン 2.4g コウベイ 5.6g
ハンゲ 4.0g

添加物として含水二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネシウムを含有しています。

<成分に関連する注意>

  1. 本剤は生薬を原料としていますので、商品により多少色が異なることがありますが、品質・効果に変わりはありません。

使用上の注意

  • してはいけないこと
    (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
    • 次の人は服用しないでください
      生後3カ月未満の乳児。
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
      1. 医師の治療を受けている人。
      2. 妊婦又は妊娠していると思われる人。
      3. 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
      4. 胃腸虚弱で冷え症の人。
      5. 高齢者。
      6. 次の症状のある人。
        むくみ
      7. の診断を受けた人。
        高血圧、心臓病、腎臓病
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
      関係部位 症状
      消化器 食欲不振、胃部不快感
      • まれに下記の重篤な症状が起こることがある。
        その場合は直ちに医師の診断を受けてください。
      症状の名称 症状
      偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    3. 1ヵ月位(からぜきに服用する場合には5〜6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
    4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  2. 小児の手の届かない所に保管してください。
  3. 他の容器に入れ替えないでください。
    (誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
  4. 水分が付きますと、品質の劣化をまねきますので、誤って水滴を落したり、ぬれた手で触れないでください。
  5. 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。(分包剤のみ)
  6. 湿気などにより薬が変質することがありますので、服用後は、ビンのフタをよくしめてください。(大入り剤のみ)
  7. 使用期限のすぎた商品は服用しないでください。
  8. ビンの「開封年月日」記入欄に、ビンを開封した日付を記入してください。(大入り剤のみ)