この年まで持病もなく医者知らずのSさん
突然腰痛に襲われ整形外科を訪れるが・・・

rabenda

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数年前の10月に突然起こった腰痛に始まり、続いて左のお尻が刺すように痛み、その痛みは左太ももから側面に沿って、ふくらはぎ、足の胛、足の指まで引きつるように連なった。

12月を過ぎると寒さのせいか、太ももからふくらはぎまで、しびれも加わるようになった。

近くの整形外科で脊柱管狭窄症と診断され、手術するほどでもないと言われ、オパルモン、メチコバール、ユベラN、セレコックス、ムコスタ、ビビアント、消炎鎮痛湿布薬、などを投薬され治療を開始。

季節的にも冷えると痛みとしびれが辛いとのことから、冷え性の改善と坐骨神経痛の根本的な改善を希望して漢方百草園薬局に来店されたのが翌年の2月。

病院での対症療法も併用しながら、その時々の症状に適した漢方薬 (苓姜朮甘湯、桂枝加苓朮附湯、化瘀痛痺湯加味、麻黄附子細辛湯、五積散、身痛逐瘀湯加減、独活寄生湯など)の服用を開始。

1ヶ月間の服用で、こちらとしてもびっくりするくらい劇的に痛みとしびれが改善。

その後も、独活寄生湯と化瘀痛痺湯加味、麻黄附子細辛湯を継続しておられるが、徐々に楽になってきたのか、かばっておられた右足の筋肉痛を気にしておられるご様子なので、その対応を考えている途中である。