2年前に発病、カサカサで真っ赤な皮膚が
漢方薬と正しいスキンケアでほぼ全快
putiguren
U君は幼児期から喘息と花粉症の持病がありました。
喘息が治りかけた小学校6年生の冬から春にかけて、アトピー性皮膚炎が初めて発症。
首と肩のカサカサと発赤、激しい痒みから始まり、徐々に両腕と顔面にも広がり、皮膚科を受診。
抗アレルギー剤の内服薬とステロイド軟膏などの外用薬を処方され治療を開始したが、サッカー少年で日焼けと発汗が多いこともあり、外用薬を使用した時だけ少し改善がみられた程度であったとのお母さんのお話。
アトピー性皮膚炎を中心にアレルギー体質の改善を希望して、平成20年7月に初めて来店された。
初診時には、背中全体や下半身にも広がっており、耳切れも起こしていた。
皮膚科への通院はいったん中止することとし、漢方治療を開始。
まずは赤みとひどい痒みを改善する漢方薬（昇陽益胃湯加減方＋清営顆粒）とスキンケア（瑞花露クリーム、瑞花露ローション、貴肌水など）の治療にて2週間を過ぎた頃から症状が改善し始めた。
シャンプー、ボディソープ、洗顔石鹸もアレルギー肌専用の商品を使用してもらうことにした。
約1ヶ月ごとにその時の症状に合わせて漢方薬を調合しながら、4ヶ月を経過したところで赤みと痒みがほぼ改善した。
その後は、再発予防のための漢方治療に変更し、経過は良好、現在も継続中。
