漢方百草園薬局では、妊娠にいたりにくい原因を西洋医学とは異なった方向から見つけ出し、 原因となるそれぞれの体質に対して、漢方薬・食生活を含めた日常の養生法などを活用して改善していきます。
不妊症に関する情報
平成12年と平成23年を比較すると35歳以上の出産が倍増しています。
ここ近年、女性の社会進出が加速し結婚年齢も上がり、また景気の長い低迷により、若年層の実質収入は減り続け、さらに将来の社会保障への不安も大きいものがあります。
そして、このような社会環境からか女性の出産年齢が上がり、人工授精や体外受精などの不妊治療を受ける人も毎年増加しています。
これは、一般的な西洋医学でのデータですが、不妊治療を漢方に求める方も増加しており、漢方療法だけで無事に妊娠出産までたどり着く人も多いのです。
そんな不妊症について一般的な治療方法から、漢方による不妊治療まで、詳しく解説していきます。
不妊症「漢方周期療法」とは?
不妊症の治療法のひとつに「漢方周期療法」というものがあります。「漢方周期療法」は、「西洋医学」と「中医学(漢方薬)」を組み合わせた不妊症の治療方法ですが、その具体的な内容について詳しく解説いたします。
不妊症「漢方周期療法」 7,5,3 奇数律について
漢方での不妊症治療の「漢方周期療法」 には「7,5,3 奇数律」というものがあります。この規律は、中国で「漢方周期療法」の第一人者といわれる南京中医薬大学の夏桂成教授が長年の経験から見つけ出した法則で、その概要を解説します。
不妊症の漢方周期療法と基礎体温表
「漢方周期療法」を行なう場合、 それぞれの”期”の特徴によって漢方薬を使い分けていきますので、基礎体温から得られる情報はとても大切になります。その基礎体温の型は、正常型を含めて8つの型に分類することができます。
不妊症の漢方周期療法と西洋薬との併用
当薬局で「漢方周期療法」を希望して来店されるお客様の中で、6~7割の方は、婦人科を受診しておられ、 病院の薬と漢方薬を併用しておられます。ここでは主に、 漢方周期療法と西洋薬(主にホルモン剤)との併用について解説します。