杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は、漢方百草園薬局が推奨する医薬品のひとつです。
「杞菊地黄丸」は、漢方の古典といわれる中国の医書「医級(イキュウ)」に収載されている薬方です。
「杞菊地黄丸」は、「六味地黄丸(ロクミジオウガン)」に菊花(キクカ)と枸杞子(クコシ)を加えた処方で、体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇がある人のかすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下などに効果があります。
杞菊地黄丸の詳細情報
成分・分量
杞菊地黄丸には成人1日の服用量24丸(6.0g)中、次の成分を含んでいます。
クコシ | 0.288g | キクカ | 0.288g |
ジオウ | 1.152g | サンシュユ | 0.576g |
サンヤク | 0.576g | ブクリョウ | 0.432g |
ボタンピ | 0.432g | タクシャ | 0.432g |
添加物として、ハチミツ、滑石を含有する。
<成分に関連する注意>
本剤は天然物(生薬)を用いていますので、丸剤の色が多少異なることや、丸剤がくっつくことがあります。
使用上の注意
- 相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 胃腸が弱く下痢しやすい人。
- 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消化器 食欲不振、胃部不快感、腹痛 - 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢 - 1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい
所に保管してください。 - 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わります。) - ビンの中の詰物は、輸送中に丸剤が破損するのを防ぐためのものです。開栓後は不要となりますのですててください。
- 使用期限のすぎた商品は服用しないでください。