清営顆粒(せいえいかりゅう)は、漢方百草園薬局が推奨する医薬品のひとつです。
「イスクラ清営顆粒」は、ジオウ、シャクヤク、オウゴン、ダイオウ、ボタンピ及びサンシシの6種類の植物性生薬より抽出したエキスを顆粒としたものです。
便秘又は便秘に伴う、頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常醱酵、痔の症状の緩和を目的としております。
血熱(けつねつ)
ほてり、肌荒れ、吹出物などによる赤い顔は、血熱(けつねつ)が原因です。
血熱とは、体の中に熱がこもり、血(けつ)が熱を持った状態のことを言います。
日本にはなじみのない考え方ですが、中医学では血の病的症状として昔から重視されてきました。
そしてこの血熱の傾向にある人が、今の日本では増えているのです。
血熱は食生活やストレスが原因の一つとされています。
食の欧米化、生活習慣の乱れ、過労や人間関係、経済事情、さまざまな心配ごと…。
現代の日本人は心身ともにバランスを崩しやすい環境にあり、血熱になりやすい状態と言えるでしょう。
血熱傾向になると、ほてり・のぼせ・発熱といった熱の症状や、赤みのある肌荒れ・ニキビ・吹出物・目の充血・イライラ・便秘・生理不順といった血の症状が現れ、さらには赤みのある発疹・紫斑(ししん)・出血などを引き起こす原因にもなります。
これらの症状に対しては、何にも増して血熱を冷ますことが肝要です。
血熱を冷まし、便秘を解消することで、これまでの対処ではなかなか解決できなかった症状を自然な健康状態へと導きます。
イスクラ清営顆粒の詳細情報
【効能・効果】
- 便秘。便秘に伴う次の症状の緩和:
頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常醱酵、痔
【分類】第2類医薬品
【容量】90包(1包2.0g)
【販売価格】9,000円(税抜)
【用量・用法】
- 次の量を、1日3回、食前又は食間あるいは食後に服用してください。
ただし、初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量してください。
年 齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15歳以上) | 1/2~1包 | 3回 |
15歳未満11歳以上 | 1/3~2/3包 | |
11歳未満7歳以上 | 1/4~1/2包 | |
7歳未満3歳以上 | 1/6~1/3包 | |
3才未満 | 服用しないでください。 |
- 用法・用量に関連する注意
- 定められた用法・用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 本剤は、3歳未満の乳幼児には服用させないでください。
【製造販売元】イスクラ産業株式会社
成分・分量
本品1日量3包(6g)中
ジオウエキス | 1.32g(原生薬換算量:ジオウ 3g) |
シャクヤク軟エキス | 1.40g(原生薬換算量:シャクヤク 2g) |
オウゴンエキス | 1.08g(原生薬換算量:オウゴン 3g) |
ダイオウエキス | 0.40g(原生薬換算量:ダイオウ 2g) |
ボタンピエキス | 0.66g(原生薬換算量:ボタンピ 3g) |
サンシシエキス | 0.16g(原生薬換算量:サンシシ 0.75g) |
※添加物としてトウモロコシデンプン、乳糖を含有します。
使用上の注意
- してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる) - 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください。
他の瀉下薬(下剤) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
- 相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人
はげしい腹痛、吐き気・嘔吐
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
- 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
下痢 - 1週間位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | はげしい腹痛、吐き気・嘔吐 |
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないでください。
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。