緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛の症状は、後頭部やこめかみ、額などを中心に重い感覚や、押さえつけられるようなズーンとした感覚や締めつけられる感覚、または頭の周りを鉢巻で締めつけられるような痛みが中心です。
緊張型頭痛の特徴としては、頭痛が徐々に始まり、仕事を始めるとだんだんと強くなることが多く、特に午後から夕方にかけて痛みが強くなる場合が多いです。
また、突発的に起こることはなく、だんだんと頭痛が起こりダラダラと続き、首筋や肩のこり、目の疲れやだるさなどを伴うのが特徴です。
緊張型頭痛の原因
緊張型頭痛の原因としては、肉体的ストレスと精神的ストレスが複数重なることと考えられています。
肉体的ストレスとは、パソコン操作などでのうつむき姿勢や車の運転などで、無理のかかる姿勢を長時間続けること、眼精疲労や体の冷えなどがあります。
このような肉体的ストレスがかかり続けると、首筋から肩の筋肉が緊張したまま硬くなり、頭痛が起こります。
また、仕事場でのミスや家庭内のトラブルや心配事などの精神的なストレスが続くと、筋肉や神経の緊張も続くこととなり、頭痛が起こる場合もあります。
緊張型頭痛の治療および対処法
緊張型頭痛の治療として、消炎鎮痛剤を利用することもあり、人によっては効果がある場合もありますが、筋肉を弛緩させる筋弛緩剤の方が効果がある場合もあります。
対処法としては、日常生活では同じ姿勢を長時間続けないようにし、その姿勢が必要なのであれば途中で休憩を取り、ストレッチなどをして体をほぐすことです。
物事に対しては考え方に余裕を持つように意識し、心身ともに余計な緊張を減らすよう心がけましょう。
また、ゆったりとした入浴や軽いマッサージをしたり、時には蒸しタオルなどで筋肉のこった部分を温めたり、適量のアルコールも心身の緊張を和らげます。
緊張型頭痛を和らげるストレッチ
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