扶陽理中(ふようりちゅう)

扶陽理中(ふようりちゅう)は、漢方百草園薬局が推奨する医薬品のひとつです。

「療方扶陽理中顆粒」は、漢方では温陽散寒(おんようさんかん)、益気健脾(えっきけんぴ)というはたらきがあります。

体力虚弱で、手足の冷えが強く、疲れやすい人の胃腸虚弱、下痢、胃痛などに効果があります。

療方扶陽理中顆粒の詳細情報

扶陽理中(ふようりちゅう)
【商品名】療方扶陽理中顆粒 [90包] – 漢方療法推進会

【効能・効果】

  • 体力虚弱で、手足の冷えが強く、疲れやすいものの次の諸症:胃腸虚弱、下痢、嘔吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎

【分類】第2類医薬品
【容量】90包(1包1.6g)
【販売価格】10,500円(税抜)
【用量・用法】

  • 次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
年 齢 1回量 1日服用回数
成人
(15歳以上)
1包 3回
15才未満7才以上 2/3包
7才未満4才以上 1/2包
4才未満2才以上 1/3包
2才未満 1/4包以下
  • 用法・用量に関連する注意
  1. 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
  2. 1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。

【発売元】クラシエ薬品株式会社
【製造販売元】クラシエ製薬株式会社

成分・分量

成人1日の服用量3包(1包1.6g)中、以下の生薬から抽出した次の成分を含んでいます。
附子理中湯エキス粉末・・・3,800mg

ニンジン 3.0g カンキョウ 3.0g
カンゾウ 3.0g ビャクジュツ 3.0g
ブシ末 1.0g

添加物として、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロースを含有する。

<成分に関連する注意>

  1. 本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。

使用上の注意

  • してはいけないこと
    (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
    • 次の人は服用しないでください
      生後3カ月未満の乳児
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
      1. 医師の治療を受けている人
      2. 妊婦又は妊娠していると思われる人
      3. のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人
      4. 高齢者
      5. 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
      6. 次の症状のある人
        むくみ
      7. 次の診断を受けた人
        高血圧、心臓病、腎臓病
    2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
      関係部位 症状
      皮膚 発疹・発赤、かゆみ
      その他 動悸、のぼせ、ほてり、口唇・舌のしびれ
      • まれに下記の重篤な症状が起こることがある。
        その場合は直ちに医師の診断を受けてください。
      症状の名称 症状
      偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    3. 1ヵ月位(急性胃炎に服用する場合には5~6回、下痢、嘔吐に服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  2. 小児の手の届かない所に保管してください。
  3. 他の容器に入れ替えないでください。
    (誤用の原因になったり品質が変わります。)
  4. 使用期限のすぎた商品は服用しないでください。
  5. 1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないでください。