10歳代の頃からのにきび、
瘢痕(あとかた)や色素沈着も多い、
漢方薬の服用と食養生で改善
jyasumin
思春期のにきびに始まり、10歳代後半から悪化し始めた。
エステやにきびに効くと言われる塗り薬などありとあらゆる方法を試したが、一時的に良くなることはあっても・・・。
両頬の横(耳の下辺り)からあごにかけて、赤く盛り上がるにきびや黄色く化膿するにきびができては治るという繰り返しがここ10年以上続いているという。
生理は不順気味で、生理前と排卵時には必ず悪化する。便秘傾向でたえず下腹部が張り、グルグルと腹鳴がする。
「皮膚は内臓の鏡」というお話しをして、漢方薬で身体の内面からの改善をおすすめした。
まずは新たに赤や黄色の大きなにきびができないようにする漢方薬(荊防敗毒散、枇杷清肺飲加減方、板藍根羅漢果顆粒など)を3ヶ月服用。
その後、ホルモンのバランスを整えながらにきび体質を改善する漢方薬(逍遥散、荊芥連翹湯、半夏瀉心湯、板藍根羅漢果顆粒など)に変更したところ、約6ヶ月の服用でほぼにきびはできなくなった。
現在は、色素沈着を改善する漢方薬(桃紅四物湯加減方、薏苡仁、血府逐瘀湯など)を服用中。
もちろんKさんは、にきび体質を改善する食養生と規則正しい生活への努力もしっかりされています。