保険の営業をしているYさん、
4年余り前から更年期症状と思われる不快な症状が・・・
漢方薬の服用と毎日のストレッチ運動で快適な日常を取り戻す

pepaminto

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初診時、夕方に来店されたせいかとても疲れた様子だった。
症状を伺うと、酷い肩と首の凝り、頭重感、時に頭のふらつき、目の疲れ、手足の先が冷える、寝付きが悪く眠りが浅い、イライラ感とゆううつ感、不安感、根気がなく疲れやすい、季節の変わり目に体調がよりすぐれない、など更年期にありがちな苦痛を訴えられた。

37歳の時に子宮筋腫で子宮を摘出している。

ストレッチ運動と食養生を説明し、主に自律神経を調節しホルモンバランスを整えながら血行を良くする漢方薬(知柏地黄丸、黄連阿膠湯、二仙湯加減方、冠心逐瘀丹、黒逍遥散など)をおすすめした。

1ヶ月ごとにその時の症状を伺いながら漢方薬を調合。

4ヶ月余りの服用で、身体の症状(肩と首の凝り、頭重感、頭のふらつき、目の疲れ、手足の冷え、疲れやすいなど)はとても楽になったが、心の症状(不眠傾向、イライラやゆううつ感、不安感、根気が続かないなど)が改善されないまま。

現在も継続中で、主に心の症状を改善する漢方薬(天王補心丹、定志丸加減方、逍遥散など)を調合して様子をみている。